2007-12-17

『風林火山』 第50回 決戦川中島 感想

「一国を滅ぼしてまで、何のための戦か…!」

 終わった…。2000年代の間違いなく傑作であろう大河が終わりました。

 しかもトリがミツ…!予想外だよ!
 ミツのファンとしてはうれしい限りですが、ちょっと無理やりな感じもしました。勘助が最後まで「姫しゃま 姫しゃま」ばかりだったから、余計に。
 でも、いい終わり方だと思います。「風林火山紀行」でその後の武田家滅亡も紹介してくれましたし。

 それでは、最後になりますが、感想行きたいと思います!

 宇佐美にキツツキ戦法を見破られ、そればかりか信繁、諸角までも討たれてしまい絶対絶命の武田家。
 勘助は、妻女山からの援軍が来るまで時を稼ごうとします。

 しかし、そこへ立ちはだかる宇佐美。
 「兵を退け!一国を滅ぼしてまで、何のための戦か…!」
 おいおい、宇佐美ったらどっちの味方よ?過去に寅王丸を操るなど、陰謀を重ねたこの人らしくない言動です。
 勘助も、はい、わかりました、と兵を退くわけもなく、信玄を守るため宇佐美と刀を交えます。

 そこをうまいタイミングで通り抜ける謙信!(まだ、政虎かもしれませんが)
 白馬に跨り、敵の大将が一人戦場を駆け抜けて行きます。
 『戦国BASARA』を地で行く演出に思わず拍手。片手で馬を乗りこなすGacktかっこいいv

 そして、伝説の信玄VS謙信の直接対決へ…!
 このシーンとっても良かったです。
 謙信がもう鬼の形相で、怖っ!
 Gacktって俳優じゃないのに…この大河でメキメキと腕を上げてますよ。恐ろしい軍神!

 あの太刀を信玄も良く受け止められたものです。後ろにひっくり返ったりしないし。昔の人の腕力スゲェ。

 さて、勘助はというと、謙信を追うものの逃げられ、敵陣の中猛然と戦います。
 が、多勢に無勢でどんどん不利に。
 最後は腹に銃弾を受け倒れます。これで最期かと思いきや、刀を支えに立ち上がろうとする勘助。
 えぇ〜!いくら昔の鉄砲の威力がたいしたことないとはいえ、腹に数発穴開けられてるのに!り、リアリティが…。

 不死身の勘助ですが、そこへ平蔵が現れます。
 まさか、平蔵が勘助の首を!?
 しかし、突然の流れ矢で平蔵は、
 ブスッ! ドタッ!
 何じゃそりゃ〜!勘助は腹撃たれても平気だったのに、平蔵はそんだけで死んじゃうのかよ!

 そんなサプライズもありつつ、ようやく妻女山から武田軍の援軍が現れます。
 真田の六文銭が眩しいです。

 結局、戦は引き分け。(上杉が午前中有利 午後は武田が有利で)。
 しかし、失ったものはあまりにも大きかった…。

 勘助の首を太助が取り返し、大河は終わりを告げます。
 ちなみに平蔵は死んでなく、どうやらおふくに助けられそうです。

 総評:『風林火山』素晴らしい大河でした。綺麗ごとだけじゃなく、戦国の現実も描いた点も良かったと思います。
 また今回の大河はダイコンも少なく、素晴らしい役者さん達の演技に毎回酔いしれることができました。
 ありがとう、NHKを見直しました。脚本家の方、是非また大河の脚本を書いてください。

 歴史が好きなものの、戦国時代にあまり興味がない私が戦国時代に興味を持ったのも、この大河のおかげです。
 この一年間、毎週日曜が楽しみでワクワクしておりましたv
 また、こんな素晴らしい大河にめぐり合うことを願います。
2007-12-09

『風林火山』 第49回 死闘川中島 感想

 「鞭声粛々として夜河を渡る」


 あぁ…『風林火山』も残すところ、あと1回です。
 寂しいよ〜!!ずーっと川中島やっててくれ!

 おまけに今回、信繁が諸角じーちゃんと一緒に死んじゃうし…なんてこったい!

 というわけで、思いっきりブルーになりながら感想を述べたいと思います。

 前回、勘助に金と引き換えに「明日は川中島には霧が出る」と教えてくれた、おふくがなんと宇佐美の知り合いでした…。
 宇佐美守備範囲広っ!
 宇佐美にも霧情報を教えたおふく、武田がこのことを知っているかと宇佐美に尋ねられ「そんなこと関係ねぇよ」とうそぶきます。
 するどい宇佐美ならオババの何気ない言い草から、もしかしたら武田家に情報を売ったかもしれないと、気づいたかもしれません。

 一方、上杉軍を山から攻め、逃げてきた上杉軍を討ち取るというキツツキ戦法を考えていた勘助。
 まさか、敵も同じことを考えているとは思っていません。
 負ける時ってこういうものかもしれませんね。油断というか…まさか、有り得ないだろうという心の隙。

 その頃、妻女山を目指していた飯富、香坂、真田、相木組。物見が帰ってこないのを不信に思いつつ、頂上を目指します。
 もう遅いですけれど、ここで引き返していたらなぁと思います。ここまで来て引き返せるかと、どんどん登っちゃいますけど、まさか上杉軍全軍が山を降りているなんて思いもしなかったんでしょうね。

 それに比べて、政虎はするどいですね。武田が兵糧を運び込んでいるのを見て、打って出て来ると見抜くとは…軍神、すご。

 この時、河を渡る上杉軍を詠った詩として、頼山陽の「題不識庵撃機山図」が出てくるとは…!思いもよりませんでした。今年の大河は素晴らしい!渋い!

 以下、読み飛ばしてもらって結構です。


 頼山陽についての役に立たない説明。
 江戸後期の人。歴史家、漢詩人として有名。父は広島藩の儒学者。
 子供の頃から秀才で将来を嘱望されるものの、江戸に留学してグレる。
 広島に帰っても、放蕩三昧のあげく家出。
 無理やり連れ戻され、「発狂した」として自宅の座敷牢に三年間幽閉される。
 三年の座敷生活の中、猛勉強して、人が変わる。
 そして、座敷を出た彼は大学者への道へ…。
 すんごい適当なので、本気にしないでねv


 
 今回、作戦を見破られた勘助の反応が悲惨でしたね。
 信玄に軍師がうろたえてどうする!と一喝されますが、勘助こんなめにあったの初めてでしたもんね。
 慌てて、陣形を立て直そうとするものの、混乱して無理。
 仕方なく、信繁が時間稼ぎを行います。
 そして討ち死に。
 うわ〜!信繁〜!こんないい弟が!
 
 続いて諸角じいちゃんも一緒に逝きます。81のご高齢だった諸角。すごいよ…。
 
 来週は、いよいよ最終回です。
 勘助が腹を撃たれてた!ギャー!
 涙なしにはみれなさそうです。

 今週の萌えポイント。
 上杉軍の車懸かりの陣。
 私、陣形には全然詳しくないんでよく分からなかったんですが、くるくると回る兵士達を見て、不謹慎ながら、かわいーと思ってしまいました^^
 本当は恐ろしい、陣形らしいですね;
 
 
2007-12-06

武田信玄公のうた

 これは既に知っている方も多いと思いますが、テレビ神奈川で放映されていた「saku saku」という、音楽バラエティ番組において、
 「武田信玄公のうた」という物が作られていました!

 たいして期待せずに聞いてみたんですが…おもしろ!

 とりあえず、お聞き下さい。ちなみ歌っているのは白井ヴィンセントという、番組司会者です。人形だけど;帽子を被って着流し姿の猫?かな〜。合いの手を入れているのは木村カエラです。やる気のない歌いっぷりがイイですv



 よく、こんな歌を作ったものです。かなりの信玄ファン?
 信玄公祭りの動画もいいですね〜。

 気に入った歌詞↓

●「そなたの国を攻撃!攻撃! そなたの領土をいただき!いただき!」←信玄のやっている基本
●「かっとべ!速きこと〜イケイケ!攻めること〜」←ノリノリ風林火山
●「温泉隠してHide it!Hide it! ほうとう煮込んで Boil it!Boil it!」←秘湯と名産物
●「上杉謙信Get up! 今川氏真Get up! 織田信長Get up! 徳川家康Get up!」←一応、氏真も入っている

 「saku saku」では、他にも変な歌は作っていますが、歴史物はこれくらいだったと思います。多くはローカルネタで、神奈川県内の地名の歌とか作ってます。神奈川県民なら噴出すもの、多数。

 それにしても、あと2回で大河『風林火山』終わりですよ。
 これが主題歌でいいから、続編作ってくれ〜!
2007-12-04

『風林火山』 第48回 いざ川中島 感想

「明日…川中島は、霧ん中!」

 感想が遅くなって申し訳ございません!
 それでは記憶が薄れない内に、感想をやってみようと思います!

 いよいよ、武田軍と上杉軍が雌雄を決する時がやって参りました。川中島の決戦です。
 しかし、両軍睨み合うまま動こうとしない。

 武田軍は海津城に篭り、上杉軍は妻女山(←すごい名前!)に布陣したままです。

 一応軍略の勉強をしているんでしょうか、平蔵が宇佐美先生の傍で講義を聞いています。

 「この戦…先に動いた方の負けじゃ」

 どっちが我慢できずに動いてしまうのか…なんとも地味な戦いですが、実際の戦国時代の戦の多くはこんな感じだったんでしょうね。

 そうこうしてる内に、睨み合いは2ヶ月と長期化。そこで、直江は焦りだします。兵糧が尽きてしまうのでは、と。
 それに対しての政虎の意味不明な言動、ありがたいお言葉。

 「この戦…人の戦いなら武田が勝つ…、が、神の戦なら我が勝つ!」

 何言ってるのこの人? 神がかってるな〜政虎v毘沙門天の化身だもんね!

 慣れているので、あえて突っ込まない上杉家の面々。

 それから、勘助が由布姫の亡霊にあったり色々していたころ(省略)、なんと鬼美濃が生きていたことが、発覚!
 リツ、良かったね〜^^

 また、発見された鬼美濃の汚さがリアルで良かったです。
 動けないもんね、水浴びもできないもんね、あのばあさまが、拭いてくれるわけないし。

 それにしても、おふく怖いんですけど。もしかして、八墓村関係の方ですか?
 ガメツイおふく、金と引き代えに重要なことを教えてくれます。

 明日は、川中島には濃い霧が立つから、武田軍が進軍してもわからないらしいことを。
 よっしゃあ!と思った勘助ですが…。

 次回、おふくが今度は上杉軍に情報を売るみたいで。やめてくれ〜。
 これが、リアルな戦国時代だったら、こいう情報提供者(ガメツイ)は、他に情報を漏らす前に、しょっぴいちゃったり、殺したりするんでしょうかね。

 それにしても、あと2回で『風林火山』終わりだよ〜。終わってほしくないよ〜。
2007-11-25

『風林火山』 第47回 決戦前夜 感想

「我は毘沙門天なり!!」

 今回、成田長泰の妻伊勢がいい感じでしたね〜。美人さんですし、ほんの少ししか出番はありませんでしたが、存在感が出ていたと思います。

 前回、成田さんの素性がよく分からないと書きましたが、今回ちゃんと説明されていましたね。
 伊勢曰く、成田氏はその昔、八幡太郎義家(源氏の棟梁)に馬上で挨拶を許された、由緒正しい家柄であるということ。それを知らずして、夫を衆目で辱めるとはいかなることかということ。

 まあ、成田さんもいつまでも一族の栄光にすがって、下馬しないってのもいかがなものかと思いますけど…。そこは、名族の意地ですかね。

 伊勢さんの「夫は裏切ったのではない、あなたを見限ったのだ」とか、仏の慈悲とか言ってるわりには、人の心がまるでわかっていないなど、死を覚悟した伊勢さん、ここぞとばかりに政虎に精神的ダメージをくらわせます。
 
 が、政虎は伊勢の言葉を受け入れ、自分を戒めます。

 「仏は人の心に宿るもの」という政虎の言葉がいいですね。毘沙門天が伊勢の口を借りて自分を戒めていると…政虎、ようやく自分の欠点に気づいたようです。
 結果、人を超えるとか、ますますスゴイ方向へ行っちゃいますけど。

 その後、政虎は後に養子になる上杉景勝に手習いの見本を書いてやったりと、ほほえましい情景が続きますが、このエピソードって、政虎が景勝からの手紙を読んで「だいぶ字が上手になりましたね。では、手本を書いてあげましょう。いろはに〜」と書いてある政虎直筆の手紙からの引用ですかね。なんかその手紙の字がやけになよなよしてるんで、謙信女性説がささやかれているとか。

 それはともかく、その頃勘助はというと…。
 娘リツと香坂を結婚させようと企んでいました。
 香坂の「初めて女人に興味を持ちました」とか、この脚本家…ひっぱるね〜。全然いいですけどね!
 この二人は勘助死亡後果たして結ばれるのでしょうか。

 最後に、政虎が上杉軍の前で行った演説はカリスマ性がありましたね〜。実際の政虎もこんな風にカリスマ性があったんだろうなぁ。

 カリスマ軍神政虎…ファッションにもこだわっております。なぜか知らんけど、ブーツなんか履いちゃって;鎧も室町風から青龍をイメージしたものへと変え、それがよく似合っています。
 「おぉー!」と叫ぶ上杉軍の連中なんか一瞬、Gacktのライブに来て興奮してるファンに見えましたよ。

 次回はいよいよ川中島が始まります!楽しみですv

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