2008-08-10

『愛しの焔〜ゆめまぼろしのごとく〜』 1巻 感想

「そなたが選べ」


 龍華成さんより教えて頂きました、戦国時代を舞台にした漫画です。
 信長とか光秀とか出てきます。
 題名は「かなしのほむら」と読みます。

 時代物の漫画で、絵柄がとっても美しいんです
 戦国時代が舞台なんで、内容は熱いんですが、絵柄がとっても女性向けv信長も光秀も、あの義昭でさえも美形です☆
 細川藤孝(幽斎)は変な髪型しておりますが;
 斎藤義龍もヤク中みたいな外見ですが;(※義昭、藤孝、義龍は2巻で登場です)

 今風のかっこいい絵柄なので、劇画調の歴史漫画が苦手という方にはいいと思います。
 スタイリッシュで熱い戦国物!という感じです(?)。
 ちょっと内容に触れるとネタばれになるので、内容が知りたい方は、下の「more…」をお読み下さい。

 ちなみに、私は本棚でこの漫画を探していた時、青年向けコーナーにあってビックリしたんですが、確かに性描写のシーンがあります。描き方もちょっと男性向けっぽい描き方です。
 けれども、そういうシーンはあんまり出てきませんし、過激でもないので大丈夫だと思いますが、性描写が苦手な方、お子様などは遠慮した方がいいと思います。

 というわけで、恒例のネタバレ感想行きます!

 『愛しの焔〜ゆめまぼろしのごとく』
 もとむらえり著
 ソフトバンク クリエイティブ
 

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2008-06-25

山賊王 10巻 感想

 鎌倉末期ファンには、たまらない太平記をベースにした漫画「山賊王」10巻の感想です。

 …時期的に11巻の紹介だろう?と思われるかと思いますが、11巻を買ったら10巻を買い忘れていた事に気づいてしまったので…。

 でもでも、管理人がお馬鹿なだけで「山賊王」はとっても面白い作品ですよ!
 特に楠木正成がとっても格好良く描かれております(変人だけど)。
 星のアザを持つ6人が協力して、鎌倉幕府をぶっ潰しちゃおう!というお話です。(ぶっちゃけすぎ)

 ただ、この漫画は「マガジンGREAT」という少年誌に書かれているせいか、勧善懲悪が強い作品になっております。要するに、主人公サイドは皆正義の味方。悪役の幕府の御家人、特に得宗家は悪の権化な集団です。

 ええ、ガンダーラが聖人君主なんて、物凄く違和感を感じるんですけどね。絶対エロイ宗教なんて、やってない設定なんだろうな(遠い目)。

 一方の悪の親玉北条高時は、もう悪逆非道のエロ親父で、「こんなのが幕府のトップだったら、幕府は滅亡して当然だろう」な悪辣ぶりです。

  高時…確かに闘犬にはまってたり、長崎の言いなりだったかもしれないけど、最期はあんなに大勢の人数が一緒に腹を切ったんだから…そこまでヒドイ暗愚じゃなかったと思うんだけど。

 ま、それはさて置き、本編の感想に行きたいと思います。
 ※ここから先はネタばれです!ご注意下さい。

 

 前巻、名和長高の協力により、見事ガンダーラを隠岐より脱出させた長門とガピチョン。しかし、その頃、京に向かい進軍中の赤松円心は苦境に立たされていた…。
 
 まず、最初の方に出てくる兵士の会話なんですが

 「隠岐島から帝に逃げられるとは、監視役の佐々木が使えん奴で運が廻って来たわ」

 ちょちょちょ、やめてー!道誉の無駄使いは!この、佐々木って佐々木道誉の事だよね!?あの有名なバサラ大名がこの扱いですか(涙)。
 でも、道誉は隠岐へガンダーラを護送するのが役目だったから、この佐々木は一族の別の人かなぁ。
 どうか後で「ククク、わざと帝を逃がしたのだよ」とか言って出てきてくれますよーに!

 とまあ、最初の一ページで、ノックアウト寸前でしたが、次に行こうと思います。

 赤松円心の苦悩は置いといて(おい)、長門は星のアザを持つ新田義貞に倒幕を促すため、新田荘へ向かいます。
 しかし新田の答えは「うちは貧乏だから無理無理。高氏が立つなら考えるけどね」(←もっと真面目な言い方です;)。

 そう…幕府の過酷な年貢の取立てのせいで、新田荘は疲弊していたのです…!
 
 うん…新田は幕府の取立てがなくとも貧乏なイメージがあるんだけど。
 足利家と比べると更にヒドイ。足利家はもう北条一族の娘を嫁に貰い、準一門扱いで御家人筆頭な感じだけど、新田は…名ばかりの源氏の名門といったところでしょうか。
 この辺話すと長くなるのでいづれどこかで語ろうと思います。

 長門は新田を立たせるには、高氏の決心が先に必要と考え、高氏のいる鎌倉へ向かいます。

 ここでようやく高師直登場。
 な、長かった…。10巻かかったけど、ようやく会えた…。
 これまで何度も呪文のように「舎弟と執事はいつ出るんだ?舎弟と執事はいつでるんだ?」と唱えていたので、ようやく執事に会えてほっと一息。

 でも、相変わらず高氏の弟の直義が空気なんですけど。
 どこにいるの〜直義〜!!
 高氏が妻の登子と息子の千寿を鎌倉に人質に取られたまま、戦いに行けないっ!って悩んでる時に、「そんなもん、大事の前の小事だ!」というカッチョイイ直義を早く見せてくれ〜!!

 今回新キャラの千寿が、なかなか躾のできていないやんちゃ坊主で、彼の言動が高氏の討幕への決意を固めるんですが…そうですか、また直義はお預けですか(泣)。ハア。

 ついに出合った、楠木正成と足利高氏!彼らの出会いによって、歴史の歯車がゆっくりと動き始めるのであった…。 つづく


  沢田ひろふみ著

  『山賊王』 10巻

  講談社
2008-06-13

姫武将政宗伝 ぼんたん!! 2巻 感想

「小十郎が差し上げます」

 独眼龍政宗は実は女の子だった!?というトンデモ設定の漫画(でも面白!)、第二弾です。

 ギャグとシリアスでいったら、ギャグの方の比重が大きいんですが、シリアスもきちんと考えてあって以外に矛盾がありません。
 少女漫画っぽい絵柄でも平気な方ならオススメです^^男前(?)な政宗が見れますよ。

 ※ここからはネタばれの感想になります。ご注意下さい!



 全巻で原田左馬之助に腹を刺されてたじいさん。もう、子供が殺しかよ!こんなかわいい絵柄なのに!と思ってたら、なんと、じいさんは生き返りました。 
 どうやらじいさんは、特異体質の忍びだったようで…。
 ここでギャグか…この漫画…油断ならん。

 相変わらず、最上義光が格好良く描かれております。
 見ため悪人ですが、女子供にはやさしく、敵対する者には厳しく、そしてシスコン。
 シスコンは史実らしいのでしょうがないですね。
 最上カッコイイんで応援してます。
 もっと活躍の場面を入れて!

 それにしても、この巻の梵天丸はせつない(涙)。自分に期待させないよう、わざとうつけの振りとか…。
 小十郎も今巻大活躍です!真面目で融通の利かない小十郎が見てて楽しい^^
 若くて未熟さいっぱいな小十郎が、これから賢人小十郎になるんですね〜。

 そして、なんとなんと愛姫がついに登場して波瀾の予感!
 今後が楽しみです。

 最後に、2巻一番の笑い所を紹介して終わりです。梵天丸が実は女なのではないかと疑う、最上義光。その部下でくの一の小梅ちゃんは、やさしかった梵天丸に悪いと思いながらも、梵天丸の秘密を義光に報告しようとします。
 そう…小梅ちゃんは、梵天丸の秘密を知ってしまったのです!…それはっ!

 小梅「報告があります」

 最上「なんじゃ?」

 小梅「梵天丸は疱瘡の毒で、○ん○んがもげ取れたたそうです!!」

 Σ最上「…そうか…もげたか…毒で…」

 小梅「ぎょいに!」

 最上「(かわいそうに…伊達の小僧にからかわれのだな)」


 小梅ちゃんってば…///ちゃんと相手にしてあげる義光も偉いよ^^


  阿部川キネコ著

  『姫武将政宗伝 ぼんたん!!』
 
  幻冬舎コミックス
   
2007-09-11

「へうげもの」 第5服 感想

9月6日

※普通にネタばれしているのでご注意を!


 今巻も、手癖の悪い織部炸裂!!
 この漫画本当に面白いんですが、面白過ぎて本当に古田織部がこんな人物だったんじゃないかと勘違いしそうでコワイ(笑)。
 
 第5服は、今までの怒涛の展開に比べたら落ち着いてきましたね。割りと平和な展開。
 それでも織部の欲望は尽きることなく、へうげた聚楽第屋敷を作るため金策に奔走。家康から金借りたり、九州の秋月氏の娘をかどわかしたり。
 それで、作った屋敷がわびとボロを履き違えた家だったんですが、長谷川等伯の作った水玉襖がすごかった(笑)。

 水玉模様の襖なんて見たことないよ〜、市松模様の襖ならあるけど…。利休も「これは良い」ってマジでか!?天道虫の部屋だぞ!
 等伯は確か、狩野派のゴージャスに対抗するため利休に密着してたんだよね?これから、この二人は仲良くなって行くのか。

 利休と秀吉がタッグを組んで、ノブノブを殺したけど、秀吉のキンキラ趣味を既に知っている読者からしてみれば、利休は明らかに組む相手を間違えたよね。家康との方が良かったかも。まあ、家康はまず、ノブノブ殺さないだろうけど。

 最後に出てきた、伊達政宗と片倉小十郎。政宗ー!歌舞伎顔だよ!
 いよいよ出てきたね、伊達男が。ちょっと貧乏ルックだけど(笑)。
 織部とからんでほしいな〜。秀吉と謁見する時の政宗の白装束とかさ。織部がどういう反応をするか…。

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